ツマグロヒョウモンの幼虫に触るとどうなるの!?

幼虫さなぎ卵

ツマグロヒョウモンの幼虫に触ると、トゲがチクチクと肌に当たり不快に感じることがあります。

ツマグロヒョウモンの幼虫は毒性がなく、触っても大きな危険はありません。

この幼虫は珍しい黒とオレンジの模様が特徴的で、美しい蝶へと変わります。

じっくりとその生態を観察してみるのも良いでしょう。

実は、観察する価値があるだけではなく、スピリチュアルな象徴として扱われることもあります。

今回は、

  • ツマグロヒョウモンの幼虫とは?
  • ツマグロヒョウモンの幼虫を触っても大丈夫?
  • ツマグロヒョウモンの幼虫をスピリチュアルの面から考える

を書いてみました。

子供がツマグロヒョウモンの幼虫を触って不安なお母さん、

珍しい色の幼虫を触って良いか確認したい方、

この記事を読めばその不安を払拭することができます。

ツマグロヒョウモンの幼虫とは?

ツマグロヒョウモンの幼虫は、黒い体にオレンジ色の斑点と筋が特徴的です。

全身に黒く短いトゲがあります。

毒々しい色をしています。

ツマグロヒョウモンの幼虫

似ている幼虫がいますので、よく比較してくださいね。

以前は沖縄や九州南部に生息していました。

しかし、地球温暖化の影響で本州でも広く見られるようになりました。

この幼虫は主にパンジーやスミレの葉や花を食べて成長します。

幼虫は成長するにつれて数回脱皮を繰り返し、美しい成虫(ちょう)へと変態します。

ツマグロヒョウモンは、タテハチョウ科タテハチョウ亜科の蝶です。

ツマグロヒョウモンの成虫(オス)

一見、に見えますが、蝶の仲間です。

幼虫の姿から成虫の美しいオレンジ色の蝶へと変わる過程は、自然界の驚異の一つと言えるでしょう。

ツマグロヒョウモンの幼虫を触っても大丈夫?

ツマグロヒョウモンの幼虫には毒性がありません

だから、触れても深刻な健康被害をもたらすことはありません。

トゲに触ると、幼虫はびっくりして体を反らしたり、くねくねしたりします。

しかし、幼虫自体は人に危害を加えることもありません。

ビオラに隠れているツマグロヒョウモンの幼虫

しかし、幼虫の短いトゲで軽い刺激を感じることがあります。

これは物理的なもので毒によるものではありません。

ツマグロヒョウモンの幼虫による具体的なアレルギー反応の事例は不明です。

しかし、一般的に昆虫アレルギーとして軽度のアレルギー反応を示す可能性があります。

症状としてはかゆみや赤み、腫れ、痛みなどです。

アレルギー体質の人や敏感肌の人は、直接触れることを避けると良いでしょう。

触った後は手を洗うことが推奨されます

【私の子供たちの場合】

私の子供たちは、小さい頃から虫が大好き。

ツマグロヒョウモンの幼虫は身近にいるので、素手で触っていました。

念のために、ツマグロヒョウモンの幼虫を触った後は手を洗うように伝えています。

今まで大きな健康被害はありません。

ツマグロヒョウモンのメス 羽化したばかりは手乗り蝶になってくれます 、全く逃げませんよ

ツマグロヒョウモンの成虫(蝶)は、鱗粉があるため、鱗粉アレルギーの可能性があります。

幼虫を飼育していくと、成虫になりますので、念のため頭に入れておきましょう。

ツマグロヒョウモンをスピリチュアルの面から考える

蝶は古くから多くの文化で象徴的な存在とされています。

例えば

  • 変化
  • 再生
  • 幸福
  • はかなさ

の象徴とされています。

そして、ツマグロヒョウモンの幼虫の黒と鮮やかなオレンジの模様。

これは、色彩心理学的に

  • 浄化
  • 情熱
  • 活力

を象徴します。

これらの要素が組み合わさることで、ツマグロヒョウモンは「新たな始まり」や「自己発見」の象徴となります。

ツマグロヒョウモンはスピリチュアルな成長を促す存在となりますね。

ツマグロヒョウモンのメス(蝶)と幼虫、さなぎ(右端にちらりと) 姿かたちが全然違いますね!

【私の観察日記】

私はもともと虫が嫌いでした。

ツマグロヒョウモンを飼育するきっかけは、子供がツマグロヒョウモンの幼虫を拾ってきたことです。

虫が嫌いな私は、最初、遠くから幼虫を眺めていました。

しかし、途中からツマグロヒョウモンのとりこになりました。

「卵→幼虫→さなぎ→成虫」の変態過程は、「変化」「再生」を間近で見られる貴重な体験です。

子供だけでなく、大人も成長する出発点になりますよ!

私の観察日記:ツマグロヒョウモンの幼虫vsアゲハの幼虫、どっちが強い?

ツマグロヒョウモンの幼虫とアゲハの終齢幼虫を同時に見つけた我が家の子供たち。

「いいこと思いついた!」と大はしゃぎ。

「幼虫同士を向かい合わせて、どっちが強いか試そう!」

子供たちは幼虫を手に乗せ、向かい合わせにしました。

「レディー・ゴー!」

すると、ツマグロヒョウモンの幼虫は怖かったのか、後ろを向いてしまいました。

そして、ポトリとフンを一つ。

驚いたのか、アゲハの幼虫は体を大きく見せて威嚇!

ツマグロヒョウモンの幼虫は逃げ出してしまいました。

結果は…

アゲハの幼虫の勝ち!^^

まとめ

ツマグロヒョウモンの幼虫には危険性がありません。

触ることで軽くチクチクしますが、強い痛みは感じません。

もしかしたら、ツマグロヒョウモンに触れる体験は、自然の不思議に気づくきっかけになるかも!

その珍しい姿からスピリチュアルな意味を考えると、神秘的で面白いですよ。

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